ポチの女房

専業主婦のつぶやき

ゲゲゲの女房 第152回(9/21)

「布美ちゃん、おーかね。」と幼なじみのチヨちゃんが、やってきます。懐かしい顔です。
邦子さんが、お茶をもってきてすぐに席をはずします。
「さりげなく席をはずすとは、なかなかできた嫁さんだわ。」とチヨちゃん。
「ええ人なのよ。」と邦子さんをほめます。
「お父さんは大変だけど、あげな人がおったら、心強いね。それはそうと旦那様、また快進撃でおめでとうございます。」
「あーがとございます。」と布美枝さん。
普通の会社員なら定年退職の年の水木さんですが、年中無休で働いているとチヨちゃんに言います。「うちの人、体が丈夫だけん。」
「それは、布美ちゃんの功績もあるね、働く亭主の健康を守って家を支えとるのは、女房だけん。私、テレビで鬼太郎を見るたびに、布美ちゃんの一生懸命やっとる姿を思い浮かべとるんだよ。画面のどこにも、布美ちゃんの名前は、でてこん。」

今日のひとこと
「村井さんの活躍の影には、布美ちゃんが、おーだもん。」

チヨちゃんのことばです。このドラマの主題ですね。
「いつもテレビに向かって応援しちょうよ。頑張れ、布美ちゃんて。」

台所にたつ邦子さんと布美枝さん。赤とんぼをきれいにハモります。
「邦子さん、いろいろ、だんだん。お父さんのことも、ようしてもらって。」とお礼を言う布美枝さん。
「私ね、お父さんには、ずいぶんしかられたわ。」と邦子さん。
この間、源兵衛さんから「邦子、わしは、運がええな、娘がそばにおって、こげに世話してくれるだけん。」と言われ、「あげなこと言ってもらったら、お世話しがいもあるわね。」
ミヤコさんと邦子さんのやりとりを見ながら、「ほんとに親子だわ。」と布美枝さんが、つぶやきます。

源兵衛さんに「また近いうちにくるけんね。」と布美枝さん。
「たびたびこんでもええ、一家の主婦が軽々しく家をあけたらいけん。村井さんも子供やちも、ここからが正念場だ、今はちょっこしええからと油断しとったらいけん。村井さんに伝えてごしぇ、いずれ一戦まじえに行くけん、腕みがいてまっとれと。」
「大事にね、お父さん。」「はい。」と弱々しい声。

源兵衛さんが、仏壇に向かいます。不自由な体で手をあわせます。
「おばば、貴司、布美枝たちを頼むぞ。わしは、行ってやれんけん、かわりに守ってやってごしぇ。」

テーブルに安来からのお土産を広げる布美枝さん。
水木さんに、「父が、この腕、みがいておけ、といってましたよ。」
「この次は、負けんわ。」と水木さん。
この次は、もうないかもしれないと布美枝さんも水木さんもどこかで覚悟をしていました。

翌年の春。
雄玄社の北村さんが、久しぶりに訪ねてきます。
月刊漫画タンクで編集長になられたとか。北村さんの話というのは、大変なお願いとか。

ふるさとと言えば、チヨちゃん。懐かしい顔の登場でした。
それから、あたたかい兄嫁さんの存在。布美枝さんは、ふるさとでも、良い人たちに囲まれていますね。
今回も、源兵衛さんのひとことひとことに、涙してしまう私でした。