ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第75回(12/28)

今年の終わりの回、今までで一番辛い回だったと思います。戦争の怖さを庶民の視点から描いたドラマが、今まであったでしょうか。
勝の死、泰蔵の死、勘助の死、奈津の没落、空襲は容赦なくやってくるし、商売どころではなくなります。生きることに一生懸命だった人たち。でも、糸子はたくましいです。小原という名字は、スカーレットオハラのもじりなのでしょうか。

勝の戦死の知らせにも、とにかく食べてへんのと寝てへんのと熱いんとうるさいんと、心ここにあらずの糸子です。葬式行列のときも。(言われるままに逃げて、言われるままに動いて、食べ物を届ける。寝るときに寝る。でも、寝てられへんで起きる。)そのために、泰蔵の戦死の知らせにも涙がでず。戦時中の庶民の人たちは、きっとこんな人が多かったのでは。
神戸の工場とお屋敷が焼けてしまいます。
優子と直子が、赤い花びらを糸子の手に。なんだか救いのような気がしました。

だんじりの音に昔を思い出す糸子。悲しすぎます。
子供たちの疎開先にも空襲。これもリアル。糸子は「死なへんで。」と叫びます。
一方の奈津。あの正体不明の兵隊と一緒です。

1945年(昭和20年)8月15日正午。
重大発表。ラジオの前に集まるオハラ洋裁店の人々。
最後は、ラジオを切って、「さあお昼にしようけ。」ミシン。

戦争中ということもありますが、どこも女性だらけ。アバウトに男性陣の出演時間を計ってみました。
回想シーンを含めて、なんと140秒ぐらいでした。出演者をとってみても、メインでは、木岡と木之元の2人という気がします。
今回は、泰蔵の戦死を知らせる太郎の出演が意外と長かったですが。

戦争が終わり、来年からは、明るい方へ向かっていくと信じたいです。