ポチの女房

専業主婦のつぶやき

映画『箱の中の羊』

話題の映画に行ってきました。

是枝監督の最新作。

お客さんは、20人ぐらいでしょうか。

 

息子を亡くした夫婦が、ヒューマノイドを息子の代わりに、生活を始めるお話。

近未来のことだそうです。

息子を亡くした現実が受け入れられず、ヒューマノイドの息子を育てていくわけですが。

顔かたちが同じだけで、食事もできない、お風呂に入ることもできない、離れることができないのに、息子の代わりは、できないですよね。

人間は、一緒に食事をしたり、お風呂に入ったりすることで、家族になれると思うし。

一番不審に思ったのは、ヒューマノイドが、学校へ行っていないことです。当たり前のことですけど、実際の息子とは、大きく違うわけですから。

主人公の音々は、ヒューマノイドが、息子の生まれ変わりのように感じたようですが、共感できませんでした。

むしろ、夫の健介が、「パパではない。」と言う方が現実的のように思いました。

ヒューマノイドによって、寂しさは紛れるかもしれませんが、息子とは違うということが、音々も、理解できたようです。

ヒューマノイドが、自立していくというのも、なんだかなと思ってしまって。

映画にのめり込めることは、なかったです。

 

夫婦役を演じた綾瀬はるかさんと大悟さんの演技は、良かったと思います。

 

たとえ血のつながりがなくても、家族になれるという映画やドラマは、多数あり、それはそれで、感動的です。

ただ、家族になれるといっても、ヒューマノイドというのは、やはり無理があると思いました。

是枝作品の中では、一番私的には、無理だった気がします。

 

映画の評価 70点